電子契約くらべ選び方ガイド > 電子契約サービスの選び方|6つのポイント

電子契約サービスの選び方|6つのポイント

編集:電子契約くらべ 編集部編集方針) ・

電子契約を始めようとすると、クラウドサイン・GMOサイン・freeeサイン…と選択肢が多く、何を基準に選べばよいか迷いがちです。ここでは、初めての方でも判断しやすい6つのポイントを解説します。

① 署名方式(立会人型/当事者型)を理解する

電子契約の署名方式は、大きく「立会人型(事業者署名型)」と「当事者型」に分かれます。立会人型はメール認証などで相手が手軽に署名でき、国内の多くのサービスが採用しています。当事者型は当事者本人が電子証明書で署名する方式です。どちらが「有効」という優劣ではなく方式の違いで、契約の重要度や相手に合わせて選びます(→立会人型と当事者型)。両方に対応するサービスもあります。

② 料金(初期費用・月額・送信単価)で選ぶ

料金は「初期費用+月額+1件あたりの送信単価」で構成されることが多く、月額0円・送信都度課金のサービスもあります。送信件数が多いほど送信単価が効いてくるため、件数を想定して総額で比較しましょう(→料金の見方月額コスト試算)。

③ 電子帳簿保存法・タイムスタンプ対応を確認

電子取引データの保存が義務化されており、タイムスタンプや検索要件など電子帳簿保存法に沿った運用が求められます。タイムスタンプ付与や電帳法対応をうたうサービスか、公式表示で確認しましょう(→電子帳簿保存法と電子契約)。要件は改正されるため、最新の国税庁資料もあわせてご確認ください。

④ 必要な機能・連携を見る

ワークフロー(社内承認)、契約書テンプレート、契約書管理・検索、API連携、SSO・権限管理など、必要な機能がプランに含まれるかを確認します。契約の管理・審査まで行うならCLM(契約ライフサイクル管理)系も選択肢です。

⑤ 相手(取引先)の使いやすさも考える

電子契約は相手にも署名してもらう必要があります。多くのサービスは受信側(署名する側)は無料で、メールのリンクから署名できます。相手の負担や、紙の相手への対応も含めて検討しましょう。

⑥ 無料トライアルで操作性を確かめる

多くのサービスが無料プランや無料トライアルを用意しています。管理画面の使いやすさやテンプレート・ワークフローの作りやすさは実際に触ると分かります。いくつか試してから決めるのがおすすめです。


料金・機能は改定される場合があります。最新の正確な内容は各サービスの公式サイトでご確認ください。署名方式は方式の違いで効力の優劣ではなく、法的効力・電子帳簿保存法・税務の取り扱いは契約内容や運用により異なります。重要な判断は総務省・法務省・国税庁などの一次情報や、弁護士・税理士等の専門家にご確認ください。当サイトは特定のサービスを推奨するものではありません。

※本記事は電子契約の一般的な考え方を解説したもので、特定のサービスへの勧誘ではありません。署名方式は方式の違いで効力の優劣ではなく、法的効力・電子帳簿保存法・税務の取り扱いは契約内容や運用により異なり、関連法令も改正されます。重要な判断は総務省・法務省・国税庁などの一次情報や、弁護士・税理士等の専門家にご確認ください。料金は税込/税抜・改定で変動します。

サービスを比較する → 月額コスト試算

関連ガイド

立会人型と当事者型の違い|どちらを選ぶ?

電子契約の署名方式「立会人型(事業者署名型)」と「当事者型」の違いを、本人確認の仕組み・手軽さ・使われる場面の観点でやさしく解説します。効力の優劣ではなく方式の違いです。

電子契約サービスの料金の見方|初期費用・月額・送信単価

電子契約サービスの料金構成(初期費用・月額・送信1件あたりの費用・無料枠)の見方と、送信件数に応じた総コストの比べ方を、月額コスト試算とあわせて解説します。

電子帳簿保存法と電子契約|保存要件の基礎

電子契約と関わりの深い電子帳簿保存法について、電子取引データの保存義務・真実性の確保・可視性の確保(検索要件)の基礎を、国税庁の一次情報をふまえてやさしく解説します。

電子契約の法的効力の基礎|電子署名法と推定効

電子契約の法的効力に関わる電子署名法(第3条の推定効)の基礎を、立会人型・当事者型の扱いとあわせて、断定を避けつつ一次情報をふまえてやさしく解説します。

電子契約の導入手順|検討から運用までの流れ

電子契約サービスを導入するまでの流れを、目的整理・サービス選定・社内ルール・相手への案内・運用とデータ保存のステップでやさしく解説します。

タイムスタンプと長期署名の基礎|電子契約での役割

電子契約で使われるタイムスタンプと長期署名(LTV)の役割を、存在証明・非改ざん証明・有効期限の観点でやさしく解説します。「永久に有効」とは限らない点にも触れます。

電子契約導入のよくある失敗と注意点

電子契約の導入でありがちな失敗(署名方式の誤解・送信単価の見落とし・電帳法対応の準備不足・相手への配慮不足など)と、その回避のポイントをまとめました。